獣医学の学会・研究会 開催情報|学生の参加費・オンライン参加

VET EVENTS

獣医学の学会・研究会 開催情報

獣医学生が参加しやすい学会・研究会を、開催日の近い順にまとめています。学生の参加費、オンラインや録画で参加できるか、テーマを中心に、公式サイトの情報を短く整理し、国家試験とのつながりを補足しました。

掲載している内容は、各学会・研究会の公式サイトをもとに当サイトがまとめたものです。日程・会場・参加費は変更されることがあるため、申し込みの前に必ず公式サイトで最新の情報を確認してください。「国試とのつながり(vetstudy編集部)」は、開催者ではなく当サイト編集部による補足です。掲載内容の誤りにお気づきの場合は、お問い合わせからお知らせください。

202611月7–8土・日

学生 会員無料・非会員2,000円アーカイブ視聴あり小動物(循環器)

第2回 日本獣医心エコー図学会 学術集会

主催:一般社団法人 日本獣医心エコー図学会(JSVE)

日程
2026年11月7日(土)〜11月8日(日)
7日 10:00〜18:00、8日 10:10〜16:50(懇親会は7日 18:15〜19:45、事前予約制)
会場
日本大学 生物資源科学部 湘南キャンパス(神奈川県藤沢市)10号館・9号館
参加方法
会場での参加。後日、録画(アーカイブ)を視聴できる区分もあります(実習・ライブオン解説・ランチョンセミナーは録画配信なし)
参加費
  • 獣医師:会員 20,000円/非会員 30,000円(会場参加)
  • 愛玩動物看護師:会員 8,000円/非会員 10,000円(会場参加)
  • 学生:会員 無料/非会員 2,000円(会場参加)
アーカイブ視聴や実習付きの区分、懇親会(5,500円)もあります。実習(ハンズオン、各日16名限定・要事前予約)は獣医師・愛玩動物看護師の区分にあります。
申込
締切:公式サイトにまだ記載がありません
オンラインフォーム(獣医師・獣医学生用と、愛玩動物看護師・看護学生用があります)
テーマ
講演は「ベーシック」「アドバンス」「ハンズオン実習」の3レーンです。ベーシックでは心エコーの基本断面の描出や循環生理、先天性心疾患、僧帽弁疾患などを、アドバンスでは猫の肥大型心筋症、三尖弁逆流と肺高血圧症、3D心エコーなど。8日は犬の肺高血圧症のシンポジウム、急性心不全での救急エコー、症例検討会・一般演題。

国試とのつながり(vetstudy編集部)

心エコー図検査は、心臓の形・動き・血流をみる検査です。演題に並ぶ病気は国試でも定番です。猫の肥大型心筋症は左心室の壁が厚くなり左心房が広がる病気で、左心房にできた血栓による動脈血栓塞栓症(後肢の急な麻痺)とセットで問われます。犬の肺高血圧症では、三尖弁逆流の流速から肺動脈圧を推定します。犬糸状虫症で右心系に負担がかかる仕組みとつなげて覚えましょう。犬で最も多い僧帽弁閉鎖不全症(左心房の拡大)や、動脈管開存症(連続性雑音)も頻出です。

出典:日本獣医心エコー図学会「第2回 学術集会」(2026年10月16日確認)。日程や参加費は変わることがあります。申し込みの前に必ず公式サイトで確認してください。

202611月8日

学生 無料会場のみ小動物(猫)

第13回 猫の集会

主催:JSFM ねこ医学会

日程
2026年11月8日(日)
10:00〜18:30(受付 9:30〜)
会場
浜松町コンベンションホール(東京都港区浜松町)
参加方法
会場のみ(オンライン配信の案内はありません)
参加費
  • 獣医師:8,000円
  • 愛玩動物看護師・動物病院スタッフ:4,000円
  • 獣医学部・専門学校の学生:無料(学生証番号の確認あり)
  • 一般:1,000円
申込
締切:2026年10月30日(金)
事前申込制(オンラインフォーム・クレジットカード払い)
テーマ
「SFTSサミット」と「救急×バイタルサイン」の2つのプログラム。ほかに一般口演・研究助成発表・ポスター発表。

国試とのつながり(vetstudy編集部)

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、マダニが媒介するウイルス感染症で、感染症法の4類感染症です。猫や犬からヒトに感染した例があり、獣医療従事者の感染予防は公衆衛生の頻出テーマです。原因ウイルスはフェヌイウイルス科(以前の分類ではブニヤウイルス科)に属します。

出典:JSFM ねこ医学会「猫の集会」プログラム・参加登録(2026年10月16日確認)。日程や参加費は変わることがあります。申し込みの前に必ず公式サイトで確認してください。

202612月5–6土・日

学生 無料オンライン参加可産業動物(感染症)

第16回 家畜感染症学会学術集会

主催:家畜感染症学会

日程
2026年12月5日(土)〜12月6日(日)
5日 14:00〜18:00、6日 9:30〜16:30
会場
大阪公立大学 i-siteなんば(大阪市浪速区)
参加方法
会場+Zoomでのオンライン配信(ハイブリッド)
参加費
  • 正会員・賛助会員:5,000円
  • 非会員:7,000円
  • 学生:無料
会場での情報交換会(6,000円、学生3,000円)もあります。
申込
締切:2026年11月21日(土)
学会ウェブサイトの申込ページから
テーマ
「牛伝染性リンパ腫ウイルス制御へのアプローチ ―基礎研究から現場実装まで―」。全国の呼吸器病調査のシンポジウム、一般口演。

国試とのつながり(vetstudy編集部)

牛伝染性リンパ腫(以前の名称は牛白血病)は届出伝染病です。原因の牛伝染性リンパ腫ウイルス(BLV)はレトロウイルス科のウイルスで、感染牛の多くは症状を示さず、一部がリンパ腫を発症します。血液を介して広がるため、吸血昆虫や、注射針・直腸検査などの作業による伝播の防止が対策の中心です。

出典:家畜感染症学会「学術集会・シンポジウム」(2026年10月16日確認)。日程や参加費は変わることがあります。申し込みの前に必ず公式サイトで確認してください。

202612月18–20金・日

学生 事前登録 1,000円オンライン参加可(オンデマンド)小動物(外科・麻酔)

第113回 日本獣医麻酔外科学会 学術集会

主催:一般社団法人 日本獣医麻酔外科学会(JSVAS)

日程
2026年12月18日(金)〜12月20日(日)
18日は午後に委員会などと、同時開催の第31回 日本獣医内視鏡外科学会(18・19日)のビデオセッション。19・20日は9:00から夕方まで(受付は8:15から)
会場
コングレスクエア グラングリーン大阪(大阪市北区、グラングリーン大阪 南館4階)
参加方法
会場+オンライン(ハイブリッド)。講演のオンデマンド配信は12月18日から順に公開し、2027年2月28日 23:59まで(当日のライブ配信はなし)。一般演題などは会場のみで、配信だけの講演もあります。会場参加でも配信を視聴できます
参加費
  • 会員:事前登録 15,000円/直前登録 20,000円
  • 非会員:事前登録 26,000円/直前登録 30,000円
  • 若手獣医師・愛玩動物看護師:事前登録 3,000円/直前登録 5,000円
  • 学生:事前登録 1,000円/直前登録 3,000円
若手獣医師は、本会会員のうち大学のフルタイム研修医・日本小動物外科専門医協会のレジデント・3年目以下の獣医師が対象です。学生は学部学生と大学院生(社会人院生を除く)が対象です。愛玩動物看護師の区分は聴講に制限がなく、特別講座は別に有料の登録が必要です。情報交換会(19日 18:00〜20:00、ホテルモントレ大阪)は完全事前申込制で、12月2日まで。10,000円(学生 3,000円)です。
申込
締切:2027年2月26日(金)
オンライン登録のみ。事前登録は11月30日(月)まで。12月1日(火)からは参加費が上がる直前登録になり、開催後のオンデマンド配信の期間中も登録できます
テーマ
基調講演は医療のAI支援手術と獣医療への応用。シンポジウムは成長板骨折の手術と合併症、人医療から学ぶAcute care surgery、獣医療の医療安全、脊椎固定の症例検討。パネルディスカッションでは外傷性肘関節脱臼、会陰ヘルニア、低血圧に対する昇圧薬の選択。骨折インプラント・不妊手術と腹腔鏡・輸液療法などの教育講演、愛玩動物看護師向けの特別講座、若手向けのBasicセミナー。

国試とのつながり(vetstudy編集部)

成長板(骨端板)の骨折はソルター・ハリス分類(Ⅰ〜Ⅴ型)で問われ、型が上がるほど成長障害が起こりやすくなります。会陰ヘルニアは未去勢の中高齢の雄犬に多く、肛門挙筋などの骨盤隔膜が弱くなって起こります。膀胱が反転して入り込むと排尿できなくなり、緊急の処置が必要です。麻酔中の低血圧に使う昇圧薬は受容体で整理します。α1作動薬(フェニレフリンなど)は血管を収縮させ、β1作動薬のドブタミンは心臓の収縮力を高めます。

出典:日本獣医麻酔外科学会「第113回 学術集会」・第2回案内(PDF)(2026年10月20日確認)。日程や参加費は変わることがあります。申し込みの前に必ず公式サイトで確認してください。

執筆・編集:Vet Study Library 編集部 監修:獣医師(農林水産省 獣医師名簿第44733号登録)
最終確認日:2026年10月20日