生化学ゲーム「代謝の路線図」|解糖系・糖新生
解糖系・糖新生線
正しいレールを敷いて、解糖系を下り、糖新生で上ってくる複線に列車を走らせましょう。下りでATPを稼ぎ、上りでは逆戻りできない3か所を迂回線で越えます。はじめは答えが見えていて、正解するたびにヒントが減っていきます。何周も走るうちに、ヒントなしで回れるようになるのが目標です。
覚えぐあい(反応1〜9:解糖系、10〜13:糖新生)
色が濃いほどヒントが減った反応です。いちばん濃い色は、ヒントなしで答える反応です。
- 1まん中のホームを挟んだ複線です。左の下り線が解糖系(グルコース → ピルビン酸)、右の上り線が糖新生(ピルビン酸 → グルコース)。ホームの駅が中間体、駅と駅のあいだの線路が反応1つです。
- 2下のカードから正しいものを選ぶと、レールが敷かれます。手持ちのレールは3本。列車が通り過ぎると戻ってきます。
- 3上り線のうち、同じ酵素で逆向きに進める区間は、問題なしの快速で通過します。逆戻りできない3か所(赤い標識)は、上り線では別の酵素の迂回線を通ります。ピルビン酸からは、ミトコンドリアのオキサロ酢酸を回ってホスホエノールピルビン酸へ戻ります。
- 4青い車両は炭素(C)、オレンジの丸はリン酸(P)です。アルドラーゼで炭素6個が3個ずつに分かれ、そこから先は2編成(×2)で進みます。
- 5左の円のふちがATPの量です(ふち1周で30)。下り線では2つ使って4つ回収し、正味2つ増えます。上り線ではATPとGTPを合わせて6つ使いますが、空腹時の肝臓では脂肪酸のβ酸化でできたATPでまかないます(ゲームではミトコンドリアで6つ届きます)。
- 6間違えるとATPが1減ります。ATPがなくなったり、払うATPが足りなくなったりすると、列車は止まります。
- 7はじめは答えが見えています。正解するたびに、その反応のヒントが1段階ずつ減り、列車も速くなります。間違えるとヒントが1段階戻ります。
- 84周走りきるとクリア。最後の周をヒントなし・ノーミスで走ると★3です。数字キーの1〜4でもカードを選べます。
ATPの数は、グルコース1つあたりの目安です。NADHが電子伝達系でつくるATPは数えていません。スマホでは、地図の駅名を略称(G6P、F1,6BPなど)で表示します。2日以上あけて遊ぶと、ヒントが1段階ずつ戻ります。記録はこの端末のブラウザにだけ保存されます。
このステージ
レール
一時停止中
反応ごとの覚えぐあい(●が多いほどヒントが減った反応)
ポイント
収支(グルコース1つあたり)
解糖系(グルコース → ピルビン酸2つ):ATP 2つを使い4つつくる=正味ATP 2つ、NADH 2つ
糖新生(ピルビン酸2つ → グルコース):ATP 4つ+GTP 2つ、NADH 2つを使う
迂回する3か所:ヘキソキナーゼ ⇄ グルコース6-ホスファターゼ/ホスホフルクトキナーゼ ⇄ フルクトース1,6-ビスホスファターゼ/ピルビン酸キナーゼ ⇄ ピルビン酸カルボキシラーゼ+PEPカルボキシキナーゼ
回路の時刻表
ほかの路線・あわせて使う
TCA環状線に乗り換える →尿素環状線に乗り換える →糖代謝(解糖系)のジグソーパズルで確かめる →解説ブック「犬と猫の血糖コントロール」を読む →代謝の路線図(シリーズの一覧)を見る →