生化学ゲーム シリーズ
代謝の路線図
回路を、線路でつないで覚える。
TCA回路・尿素回路・解糖系と糖新生を、正しいレールを敷いて列車を走らせながら覚えるゲームのシリーズです。駅は中間体、レールは酵素、積み荷はATPやNADH。はじめは答えが見えていて、正解するたびにヒントが減っていきます。何周も走るうちに、ヒントなしで回れるようになるのが目標です。
3本の路線は、乗り換え駅でつながっています。ピルビン酸はアセチルCoAになってTCA環状線へ、糖新生ではオキサロ酢酸を回ります。尿素環状線で外れたフマル酸は、TCA環状線に乗り換えます。
LINES3本の路線
番号は、おすすめの乗る順番です(グルコースが分解されてTCA回路に入る流れ)。どの路線から始めてもかまいません。
グルコース ⇄ ピルビン酸
グルコースからピルビン酸へ下る解糖系と、逆戻りできない3か所を迂回線で越えて上る糖新生を、まん中のホームを挟んだ複線で走ります。ATPを2つ使って4つ回収する収支や、糖新生の材料(乳酸・アラニン・グリセロール・プロピオン酸)も確かめられます。
- 中間体の順番
- 13の酵素
- ATP・NADHの収支
- 迂回する3か所
- 律速酵素
あなたの記録
- 駅☆☆☆
- 酵素☆☆☆
- 積み荷☆☆☆
- 総合☆☆☆
TCA回路(クエン酸回路)
オキサロ酢酸を出発してオキサロ酢酸に戻る環状線。区間を通るたびに出るNADH・FADH₂・GTPがATPに換わり、列車の燃料になります。車両の数は炭素の数で、CO₂が出るたびに1両ずつ減ります。
- 中間体の順番
- 8つの酵素
- NADH 3・FADH₂ 1・GTP 1
- CO₂が出る2区間
- 炭素の数
あなたの記録
- 駅☆☆☆
- 酵素☆☆☆
- 積み荷☆☆☆
- 総合☆☆☆
HOW TO PLAYどの路線も同じ遊び方
- レールを敷く下のカードから正しい答えを選ぶと、次の区間にレールが敷かれます。手持ちのレールは3本。列車が通り過ぎると戻ってきます。
- ヒントが減るはじめは答えが見えています。正解するたびに、その区間のヒントが「頭文字」「手がかり」「なし」と1段ずつ減り、列車も速くなります。
- 4つのステージ駅(中間体)・レール(酵素)・積み荷・快速(総合)。最後の周をヒントなし・ノーミスで走ると★3です。
- 忘れたころに2日以上あけて遊ぶと、ヒントが1段階ずつ戻ります。忘れかけたころに思い出すと、記憶に残りやすくなります。
TRANSFER乗り換え駅で、回路どうしがつながる
回路は1本ずつ覚えても、国家試験では「どこでつながっているか」も問われます。
アセチルCoA解糖系・糖新生線 → TCA環状線
ピルビン酸はミトコンドリアでアセチルCoAになり、TCA環状線に合流します(ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体)。この反応は逆戻りできないので、アセチルCoAや偶数の脂肪酸からはグルコースをつくれません。
オキサロ酢酸TCA環状線 ⇄ 解糖系・糖新生線
糖新生では、ピルビン酸がオキサロ酢酸を回ってホスホエノールピルビン酸に戻ります。オキサロ酢酸が糖新生に使われて足りなくなると、アセチルCoAがTCA回路に入れずケトン体に回ります(牛のケトーシス)。
フマル酸尿素環状線 → TCA環状線
尿素回路で外れたフマル酸は、TCA回路でリンゴ酸 → オキサロ酢酸になります。オキサロ酢酸はアミノ基を受け取ってアスパラギン酸になり、ふたたび尿素回路に窒素を運びます。
READ MOREあわせて使う
- 超簡単まとめTCA回路と電子伝達系
- 超簡単まとめ肝臓の解毒作用(アンモニアと尿素)
- 解説ブック犬と猫の血糖コントロール
- 解説記事牛の周産期の代謝病(ケトーシス)
- ジグソーパズル糖代謝(解糖系)
- ジグソーパズルTCAサイクル
- ジグソーパズル尿素回路
★の記録は、この端末のブラウザにだけ保存されます。それぞれの路線で遊ぶと、このページにも反映されます。