VETERINARY NURSE NATIONAL EXAM
愛玩動物看護師国家試験対策
解説記事
第1回〜第4回の愛玩動物看護師国家試験(計800問)を、Vet Study Library 編集部が1問ずつ分類して、どの分野から何問出ているかを分析しました。出題比率から勉強の優先順位を決め、分野ごとに、サイト内の解説やまとめで理解を深めていきましょう。
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EXAM COUNTDOWN第5回愛玩動物看護師国家試験まで試験日:2027年2月14日(日)
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STUDY PLANNER試験までの学習計画残りの日数から、いつまでにどの分野を学ぶかを自動で組み立てます。
学習計画を開くANATOMY COLORING解剖ぬりえ(歯・心臓・消化管)色鉛筆で塗りながら、体のつくりと流れを覚えるシリーズです。形態機能学の復習にどうぞ。
ぬりえを開く愛玩動物看護師向けの解説記事(全17分野)
すべての分野について、看護師向けの解説記事をそろえました。出題の多い分野から順に読み進めるのがおすすめです。それぞれの記事の最後には、確認問題がついています。
基礎動物学
法規・倫理・看護学概論
愛護・適正飼養学
REVIEW DECK mini
復習デッキmini(全17分野・85問)
解説記事の確認問題を、忘れかけたころにもう一度出てくるカードで復習できます。分野別の弱点マップで、苦手な分野もひと目でわかります。
LAST-MINUTE CHECK
直前チェックシート(頻出30テーマ)
4回すべてで出題されたテーマから30を選び、要点を1枚にまとめました。「覚えた」のチェック、要点をかくして思い出す練習、印刷ができます。
1. 出題比率 ― 4つの大きな区分
- 基礎動物学42%340問・1回あたり約85問
- 臨床動物看護学36%288問・1回あたり約72問
- 法規・倫理・看護学概論10%79問・1回あたり約20問
- 愛護・適正飼養学12%93問・1回あたり約23問
基礎動物学(体のしくみ・病気・薬・感染症)と臨床動物看護学(検査・看護・病気)で、全体のおよそ8割を占めます。法規・倫理と、愛護・適正飼養は合わせて2割ほどですが、法規は必須問題に集中して出題されるため、配点以上に大切な分野です。
2. 科目別の出題数
17の科目に分けて、4回分の出題数を多い順に並べました。ボタンで、必須・一般・実地の区分ごとに切り替えられます。
上位は形態機能学(解剖・生理)、臨床検査・画像、臨床看護技術、内科疾患の4つで、ここだけで全体の半分近くになります。1回の試験でそれぞれ20〜30問ほど出る計算です。
3. 区分ごとの特徴
必須問題50問・50分
基本の知識を確かめる区分。内科疾患、形態機能学、関係法規、臨床検査が中心です。
- 関係法規は4回で51問のうち22問が必須に集中
- 愛玩動物看護師の業務、動物愛護管理法、狂犬病予防法がくり返し出る
- ここを確実に取ることが合格への土台
一般問題100問・150分
全分野から幅広く出る区分。形態機能学が最も多く、臨床検査、臨床看護技術、内科疾患、感染症学が続きます。
- 「正しいのはどれか」「組合せはどれか」の形式が多い
- 人と動物の関係・適正飼養も後半にまとまって出る
実地問題50問・100分
図や写真を見て答える区分。臨床検査・画像が最も多く、臨床看護技術、形態機能学、愛玩動物学が続きます。
- 器具の名前と使い方、X線・心電図・血液塗抹、犬種や動物の写真
- 投与量の計算問題も出ることがある(第1回・第2回)
4. 回ごとの推移(上位8科目)
| 科目 | 第1回 | 第2回 | 第3回 | 第4回 |
|---|---|---|---|---|
| 形態機能学 | 20 | 29 | 24 | 39 |
| 臨床検査・画像 | 26 | 29 | 29 | 19 |
| 臨床看護技術 | 23 | 13 | 21 | 23 |
| 内科疾患 | 21 | 13 | 21 | 22 |
| 感染症学 | 18 | 15 | 12 | 17 |
| 関係法規 | 9 | 17 | 10 | 15 |
| 人と動物の関係・適正飼養 | 21 | 8 | 7 | 15 |
| 愛玩動物学(品種・特徴) | 11 | 16 | 13 | 2 |
回によって多少の増減はありますが、上位の科目の顔ぶれはほぼ変わりません。第4回では形態機能学がとくに多く出題されました。
5. よく出る言葉ランキング
病名や制度、検査などの言葉が、4回の試験で何問に登場したか(問題文と選択肢を含む)を数えました。右の4つの丸は、その言葉が出題された回の数です。
6. 分野別の学習ガイド
4つの大きな区分ごとに、科目の出題比率と学習のポイント、サイト内で理解を深められるページをまとめました。獣医師国家試験向けの記事やまとめの中から、愛玩動物看護師の試験にも役立つものを選んでいます。
基礎動物学42%
体のしくみ、病気の成り立ち、薬、感染症など、動物看護の土台になる知識。
形態機能学112問・14.0%
心臓・腎臓・内分泌・神経・歯式などが中心。実地では臓器や組織の写真も出ます。
感染症学62問・7.8%
パルボウイルス感染症、ジステンパー、狂犬病、寄生虫、ワクチン、消毒など。
繁殖学34問・4.2%
性周期、交尾排卵、妊娠期間、分娩、腟スメアなど。犬と猫の違いがよく問われます。
薬理学34問・4.2%
投与量の計算、自律神経に働く薬、麻酔薬、抗菌薬など。投与量の計算問題は第1回と第2回で出題されています。
公衆衛生学18問・2.2%
人獣共通感染症、食中毒、動物病院の廃棄物と感染対策など。
臨床動物看護学36%
検査、手術と麻酔、看護の技術、病気の理解など、動物病院での実践に直結する知識。
臨床検査・画像103問・12.9%
血液塗抹、尿検査、糞便検査、心電図、X線、超音波など。実地で最も多い分野です。
臨床看護技術80問・10.0%
輸液、注射、保定、トリアージ、体位変換、高齢動物と終末期の看護など。
内科疾患77問・9.6%
多飲多尿、糖尿病、腎臓病、副腎の病気、中毒、皮膚の病気など、症状と看護のポイント。
外科看護・麻酔28問・3.5%
手術器具、縫合糸、滅菌、吸入麻酔器、周術期の看護など。器具の写真問題が多く出ます。
法規・倫理・看護学概論10%
愛玩動物看護師の業務を定める法律、動物福祉と倫理、飼い主とのコミュニケーション。
関係法規51問・6.4%
愛玩動物看護師法、動物愛護管理法、狂犬病予防法、マイクロチップ、動物取扱業など。
愛護・適正飼養学12%
いろいろな動物の特徴、人と動物の関係、適正な飼い方の指導、災害への備え。
人と動物の関係・適正飼養51問・6.4%
身体障害者補助犬、動物介在活動、ペットロス、多頭飼育崩壊、同行避難、シェルターなど。
愛玩動物学(品種・特徴)42問・5.2%
犬種・猫種、ウサギ、フェレット、ハムスター、鳥、爬虫類の特徴。写真で動物や犬種を答える問題が出ます。
7. 学習の進め方
- 上位4科目から固める:形態機能学、臨床検査・画像、臨床看護技術、内科疾患で全体の約半分。まずここを重点的に。
- 法規は必須問題を意識して:愛玩動物看護師法と動物愛護管理法は、条文のポイントを正確に覚えておく。
- 実地は「見て答える」練習を:器具、検査の画像、犬種や動物の写真に慣れておく。投与量や検査値(A/G比など)の計算も練習しておく。
- 分量の少ない科目も落とさない:病理学、公衆衛生学、福祉・倫理は出題数は少なめでも、基本を押さえれば確実に得点できる。
8. 集計の方法と注意
- 第1回〜第4回の愛玩動物看護師国家試験の問題をもとに、編集部が集計しました。問題文そのものは掲載していません。
- 科目の分類は、問題文と選択肢の内容と、出題の並び順から編集部が判断した推定です。科目名は学習の目安として編集部がまとめたもので、試験の出題基準の区分とは一致しない場合があります。
- よく出る言葉の登場数は、その言葉が問題文か選択肢に含まれる問題の数です。
参考サイト
- 農林水産省「愛玩動物看護師」国家試験の日程、受験資格、制度についての情報
- 一般財団法人 動物看護師統一認定機構指定試験機関。試験の実施要項や過去の試験問題など