国家試験対策 解説記事

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国家試験対策 解説記事

解説記事
37本
分野別まとめ
9本
カバー範囲
出題の約8割

出題比率から見る学習の優先順位

獣医師国家試験は必須問題、学説試験A・B、実地試験C・Dで構成されます。分野ごとの配点には大きな偏りがあり、臨床獣医学だけで全体の3分の1以上を占めます。

獣医師国家試験の分野別出題比率を示す横棒グラフ 臨床獣医学 35〜40% 基礎獣医学 20〜25% 伝染病学 15〜18% 公衆衛生学 15〜18% 病理学・臨床病理学 6〜8% 免疫学 3〜5% 中毒学 3〜5% 法規 2〜3% 分野は互いに横断的に出題されるため、合計は100%になりません。

図:獣医師国家試験の分野別出題比率。臨床獣医学が最大の配点を占め、基礎獣医学と伝染病学がこれに続く。感染症は法規・公衆衛生と横断して出題されるため、分野の境界は流動的である。

分析の根拠

本サイトに掲載する出題比率は、第73回〜第77回獣医師国家試験(計1,030問)を編集部が分野別に分類集計したものです。分類は出題形式ではなく設問の主題に基づいており、複数分野にまたがる設問は主たる分野に計上しています。

この分布から導かれる方針は明確です。臨床獣医学・基礎獣医学・伝染病学の3分野で全体のおよそ7割を占めるため、まずここを確実に固めることが合格への最短経路になります。一方、法規や中毒学は配点こそ小さいものの、必須問題で毎年出題され、範囲が狭く得点しやすいという性質があります。配点の大きさと学習効率は必ずしも一致しません。

基礎獣医学 出題比率 20〜25%

学説試験Aの約75%を占める最大の得点源です。臨床各科の設問も、突き詰めればここで学ぶ構造と機序の上に成り立っています。

分野まとめ 基礎獣医学の出題傾向と酸塩基平衡

伝染病学 出題比率 15〜18%

整理の軸は3つです。法規とのリンク(家畜伝染病か届出伝染病か)、画像のパターン認識疫学と公衆衛生

分野まとめ 伝染病学の出題傾向と病原体の分類

公衆衛生学 出題比率 15〜18%

数値と法律の対象を問う設問が中心で、覚えた分・計算できる分がそのまま点になる分野です。とくに疫学統計は確実に得点できます。

分野まとめ 公衆衛生学の出題傾向と感染症法の分類

免疫学 出題比率 3〜5%

配点は大きくありませんが、覚えた分がそのまま得点になる分野です。伝染病学・公衆衛生学・臨床各科に横断的に効きます。

分野まとめ 免疫学の出題傾向とリンパ系器官
執筆・編集:Vet Study Library 編集部
監修:獣医師(農林水産省 獣医師名簿第44733号登録)/小動物臨床13年、環境衛生監視員としての実務経験、獣医療系出版社での獣医学情報誌・獣医学書籍の編集経験、医療系情報サイトでの執筆経験
本ページは獣医学生および獣医療従事者の学習支援を目的とした教育用コンテンツです。実際の診療上の判断は担当獣医師の責任において行ってください。